ネイル女子にやさしいキーボードを作ってみる(その4~プログラムを実装する!)

お待たせしました。いよいよキーボードのプログラムを実装します! プログラムの実装 今回、Arduino側には取得したセンサ値をシリアル通信でPCに送信するプログラムを実装しました。 なお、センサとの通信方法は同梱の取扱説明書に基づいて実装しました。この取扱説明書、日本語で書かれているのでわかりゃすい! しかも、説明書って長いことが多いのですが、こちらはたった8ページなので、すぐ読み終わりました。 […]

ネイル女子にやさしいキーボードを作ってみる(その3~ センサを改造)

では実際にハードウェアをつなげてみましょう。 ハードウェア接続 購入したセンサには付属のケーブルがついているのですが、コネクタの受け側が手元にないので、ケーブルの片側を切断し、Arduinoに接続できるように改造します! センサをGROVEのコネクタにはんだ付けしてGROVE-ベースシールドにつなげようと思ったのですが、Arduino用だけではもったいないのでピンヘッダにはんだ付けしました。 久し […]

ネイル女子にやさしいキーボードを作ってみる(その2~ プログラムを実装する!)

ネイル女子にやさしいキーボードを作ってみる、その2です。 システム構成 ハードウェア ・ショッカクポット(POTU-001-1) 四角のスポンジのほうだと1万円越え!!!! 失敗するのが怖いので今回はなしにしました。。丸いスポンジ型のも1万越えが大半だったのですが、秋月電子さんだと2,000円以下(2022年末時点)で販売!! 秋月だけ他と1桁も違うとは??と不思議に思いつつも安さにひかれ購入決定 […]

ネイル女子にやさしいキーボードを作ってみる (その1~DIY でキーボード)

手元がキラキラ、きれいだと気分が上がりませんか? 私、仕事柄、どうしても手元を見がちなのでネイルで気分を上げています。 忙しいときは明るい色にしたりなど、気分のバロメーターになっていたりして。 ネイルをしていて何気に困ることとして、こんなことってありませんか? 「キーボードにネイルがささる」   爪が伸びてくるとタイプミスになりやすかったり、カチカチ音が気になったりとか。。 皆さんはいかがですか? […]

PLL (4)

PLLとは「時間を扱う事」 僕はPLLの特徴は”時間を扱う”ことだと思っています。 時間を扱うと言う事は・・・リミッタ(制限)が無いとも言えます。電圧や電流なら普通は電源が供給できる範囲を超えた状態にはならないので、上限/下限があります。しかし、時間には上限も下限もありませんし、制限をかけようも無いのです。 なので、周波数差や時間差などの時間を電圧に変換する位相比較器は、な […]

PLL (3)

今回は「PLL(その3)」です。 前回はパーツ(位相比較器、VCO)をビヘイビアモデルでモデル化し、PLL全体の周波数特性や過渡解析の例を紹介しました。 今回は、PLL特有の問題(キャプチャーレンジなど)に振れたいと思います。 キャプターレンジ 実験室で”PLLがロックしない”といった叫びを聴いたことがあるでしょうか?僕は何度も叫びました。 では、なぜPLLがロックできない […]

PLL (2)

今回は「PLL(その2)」です。 前回はPLLに不可欠な位相比較器をビヘイビアモデルを使ってモデル化しました。 今回は、電圧制御発振器(VCO)をモデル化してPLL全体の動作を、位相や周波数を分かりやすい電圧に置き換えてPLLを説明してみたいと思います。 PLLは、位相比較器、フィルタ+チャージポンプ、電圧(または電流)制御発信器、分周器の4つの要素で作る事ができます。 (チャージポンプや分周器は […]

PLL (1)

今回は「PLL(1)」です。 PLLとは何か? PLLはPhase Locked Loopの略なので、位相がロック(つまり固定した)ループなのです。あらゆる電子器機や機械などPLLを使わない物は無いと言って良いくらい使われています。その基本的な仕組みを何回かに分けて紹介したいと思います。 ループって名前がついていることから、PLLはネガティブフィードバックループ(負帰還)の回路方式です。 Phas […]

負帰還 (3)

少し間が開いてしまいましたが、今回は前回触れなかった「ゲイン余裕」とか「位相補償」について話してみたいと思います。 まずは「ゲイン余裕」が無い場合、どんなことが起きるかを紹介します。 上のボード線図は、位相余裕は90°以上あり十分ですが、ゲイン余裕は9dB程度しかない状態です。 この状態で出ループを閉じてアンプの入力=>出力の周波数特性を見ると、ゲイン余裕が少ない周波数(この例では2MHz以 […]

日経XTECH土屋記者様へQalmoをご紹介いたしました。

日経コンピュータの2021年9月号にイジングマシン特集を組まれるなど、量子コンピューティングやイジングマシンに造詣の深い土屋記者様。 今回ディークルー開発技術者から、土屋様へイジングマシンQalmoの取り組みと今後の開発の方向性についてご紹介。 土屋様と量子コンピューティングやイジングマシンの業界動向や、今後のQalmoの開発方向性についても貴重な意見交換をさせていただきました。