フリップフロップ(FF)③

フリップフロップ(FF)③

今回は、DFFを安定して動作させるには、”前の状態をラッチした後、D1Xが変化する”ようにすれば良い事をもう少し詳しく説明したいと思います。 前回の記事はこちらです。 スレーブラッチの動作 DFFに入れるCLKのTr/Tfを遅くした波形を図 1に示します。 DFFの出力V(Q)の動作がおかしくなっています。クロックV(C)の立上がりだけではなく、立下りでも変化してしまっています。これは […]

フリップフロップ(FF)②

フリップフロップ(FF)②

前回記事はこちら 今回は前回紹介したD-FF回路(図 1)の動作を説明したいと思います。 D-FF回路の動作 ラッチ内のASW(四角いブロック)の中は下の様になっていて、SW端子が‘H’でSWX端子が‘L’のときは、左側の列のTrがONし右側の列のTrがOFFするので、COM端子はA端子とつながります。逆にSW端子が‘L’でSWX端子が‘H’のときは、COM端子はB端子につながります。 […]

AIモデルを開発する(AI×IoTトイレ見守り⑥)

AIモデルを開発する(AI×IoTトイレ見守り⑥)

AIと低コストのTOFセンサーの組み合わせが、人の検出や転倒検知などに利用できる可能性をPoC(Proof of Concept)の結果が証明しました。さて、次のステップは何でしょうか?それは、システムをPoCから実用製品へと発展させることです。 前回の記事はこちらです。 POC から製品化へ このフェーズでは、主に「簡略化によるシステムコスト削減」と「インフラ」の2つの領域に焦点を当てていきます […]

フリップフロップ(FF)①

フリップフロップ(FF)①

今回から何回かに分けて、フリップフロップ(FF)について紹介していきたいと思います。以前のブログに“メタステーブル”と書きましたが、この単語もフリップフロップの紹介の中で説明できたらと思います。 FFというとデジタル回路という感覚をお持ちの方も多いと思いますが、その中では非常に高度なアナログ的な動作が行われています。FFは信号の”1”,”0″を記憶することができるので、カウ […]

AIモデルを開発する(AI×IoT トイレ見守り⑤)

AIモデルを開発する(AI×IoT トイレ見守り⑤)

こんにちは!今日はAIモデル開発のデータ収集についてお話しします。 前回の記事はこちら AIモデルの学習と評価には、どれだけのデータが集まるかが非常に重要です。成功するプロジェクトには、質の高い、大量かつ多様なデータが必要不可欠です。実際データはAIモデルそのものよりも重要だと言えます。 データ収集とアノテーションの重要性 データ収集やアノテーション(データラベリング)は、多くのリソースを必要とす […]