データ活用、高精度化、自動化――
業界や用途を問わず、信号処理技術は御社装置・製品の差別化と機能強化に大きく貢献します。
ディー・クルー・テクノロジーズは、装置・計測機器メーカー様の現場課題や顧客要望に、最適な信号処理ソリューションをご提供します。
装置や製品におけるデータ量・多様性は年々増加し、従来の処理方式では対応が難しいケースが増えています。
信号処理技術は、ノイズ除去・リアルタイム解析・高精度判定・自動化など、装置メーカー様・計測機器メーカー様が抱える多様な課題を根本から解決できるキー技術です。
「現場での動作最適化」「エンドユーザーからの高付加価値要望」など、お困りごとはぜひご相談ください。
信号処理は、光、音、電磁波など様々な信号を効果的に加工・解析する技術です。信号はアナログとデジタルに分類され、特にデジタル信号処理は現代の装置・機器開発に不可欠な要素となっています。
たとえば、ノイズを除去してデータ精度を高める、センサーやカメラ画像のリアルタイム処理を行う、大量のデータから有用な情報だけを抽出する――製造装置・計測機器・医療機器・IoTデバイスなど、あらゆる分野で活用が広がっています。
こうした信号処理技術は、装置や計測機器の高精度化・自動化・データ活用に欠かせない役割を果たします。
さらに詳しい基礎知識は、専門エンジニアによる解説ブログをご覧ください。
こうした課題に、当社が技術支援・共同開発パートナーとしてご協力します。
部分開発・一部委託にも柔軟対応しています。まずは課題やご要望をお聞かせください。
●事例1「RFチップ受信部のデジタル化開発」
課題
RF(Radio Frequency/無線周波数)チップについて、アナログで開発した回路の動作が安定しない課題がありました。また、歩留まりが低い状況もありました。さらに、外付け部品を削減して動作範囲を拡大したいという課題もありました。
解決策
そこで、当社はRFチップ受信部のデジタル化を行いました。
デジタル信号処理技術を用いて復調部のアナログ回路をデジタル化し、動作周波数範囲を拡大し、外付け部品を削減に成功。連続型ΔΣ(デルタシグマ)ADCを搭載し、低消費電力と高分解能を両立させています。
●事例2「作業音検知装置開発」
課題
「作業音検知装置」という製造工場等におけるコネクタの嵌合音を、作業者が聞いて半嵌合を防ぐ装置があります。しかし現場の騒音下では、嵌合音とインパクトドライバ音が混ざってしまい、嵌合音が聞きづらいという課題がありました。
嵌合音とインパクトドライバ音は周波数特性が近いため、単純な周波数特性のフィルタではインパクトドライバの抑圧が困難な状況でした。
解決策
そこで当社はデジタル信号処理を用いて、嵌合音を抽出する作業音検知装置を開発しました。このデジタル信号処理を用いた嵌合音抽出の技術は、特許出願済みです。
●事例3「装置メーカー・計測機器メーカーとの共同開発・協業」
課題
「標準機器では実現できない処理を実現したい」「顧客から高精度化や自動判定の要望があった」「現場でノイズや誤検出に困っている」といったご相談を、装置メーカー様や計測機器メーカー様から多くいただいています。
解決策
多数の装置・現場で信号処理技術を活かした課題解決実績がございますが、守秘義務のためWeb上では個別事例の詳細は公開しておりません。
お問い合わせいただいた際には、貴社のご要望やご検討内容に近い具体的な対応例も個別にご紹介可能です。まずはお気軽にご相談ください。
当社は多数の現場課題に向き合い、最適なソリューションを提案してきました。
どんなお悩みもまずはお気軽にご相談ください。。