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匠の後継者募集

匠の集団であるD-CLUEは、匠の後継者を募集します。

匠エピソード : 和釘師 白鷹幸伯師

薬師寺の和釘

わが国最後の宮大工と言われた西岡棟梁と出合ったことで、家業の野鍛冶を継ぎ、薬師寺の和釘を打つことになった匠がいます。
白鷹幸伯師です。

白鷹師の実家は、松山で代々続く鍬や鋤と言った農機具を作る鍛冶職でしたが、彼は家業を継がず上京し、刃物専門店で仕入れ担当として、働いていました。

あるとき、薬師寺の高田管長と西岡棟梁が東京に来られた際に、師が働く店を訪れました。そのとき、師が西岡棟梁に、ヤリガンナについて質問したのが、出会いの始まりでした。

師が西岡棟梁のために、ヤリガンナを復元し寄贈したことが元で、お二人は親交を深めていきました。何年か後、家業を継いだ師の兄が急逝し、家業を継ぐかどうかを悩んでいた師に、西岡棟梁は、こう話しました。

「技術を持つものは、どこにいても生活できます。それが技術を持つものの特権です。」

この一言で、師は故郷・松山に戻り鍛冶をする決心をしました。

薬師寺再建にあたり西岡棟梁は、古来の建築方法を用い、できるだけ釘を使わずに作ろうと決めていました。
しかし、日本の気候・風土で千年持つ建物を作るには、どうしても釘を使わざるを得ない部分が出てきてしまうため、釘についても創建当時と同じように作られた釘を探していました。

薬師寺金堂

師が鍛冶を継いだことを知った西岡棟梁は、師に薬師寺金堂再建のための「千年持つ釘」の製作依頼をします。
「和釘」と言い、現代の私達が目にする「洋釘」とは全く異なるもので、その原料である和鉄の入手は、現在では不可能でした。
しかし、師の「千年持つ和釘を作りたい」という執念と熱意によって、研究者と大手製鉄会社の協力を得ることができ、白鳳時代の鉄に匹敵する鉄を手に入れたのです。

材料を手に入れてからの師は1本1本全てを自らの手で叩いて作り、再建に必要とする7千本の和釘を無事にお納めしました。 7千本の和釘作りは、精神的にも苦痛を感じる作業でしたが、師は、鍛冶師としてのプライドと共に、後世に笑われまい、歴史へ参加するのだという気持ちで作り続けたと言っています。

そして今、「国宝を直し、後世に残すために」鍛冶の仕事を途絶えさせてはいけないとして、日常使いの刃物や篆刻刀を作る傍ら、木造文化財保護のため、釘作りの技術を後継者である息子さんに伝えておられます。

匠の後継者募集

アナログ、ファームウェア、SOCの技術にこだわる「現代の匠」の集団、ディー・クルー・テクノロジーズは、優れた製品・ソリューションをお客様に提供することを通じて、人を大切にする社会の実現をめざしています。
そして、エンジニア一人ひとりが持っている技術と、人を大切にする技術に挑戦し続ける彼らの生き様も含めた「匠の技」を、途絶えさせることなく後世に伝えていく使命があると考えています。

このたび、この「匠の技」を受け継ぎ、さらに後世にその技を繋いでいくエンジニアを募集いたします。
将来の当社の匠(マイスター)候補である3名のブログをお読みになり、「我こそは、匠の後継者となるのだ」という意欲ある方のご応募をお待ちしています。

年齢・性別・経験・学歴などは問いません。ただし、各エンジニアにつき、1名に限定させていただきます。
待遇などについては、中途採用または新卒採用と同等です。
詳細は、社員募集のページをご覧ください。

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美齊津 摂夫

取締役(ETM)
美齊津 摂夫

~それでもアナログはなくならない~

「知らないことを知る意欲があり、人に喜んでもらうことを喜びとし、体も心もタフで、出来ない事はなにも無いと信じていて、自然の不思議に触れる事を楽しみ、感がいい人(勘ではなくて)。それで、アナログ電子回路にちょっと興味を持っている人。」

長澤 達也

システムソリューション開発部
長澤 達也

~デジタルヲタクのつれづれなるままに~

「アルゴリズムが好きで、それをハードウエアまたはソフトウエアとして実現したい方!そして、数学が好きで理論を突き詰めたいと思える方。」

山本 聡

システムソリューション開発部
山本 聡

~フーテンのアナログ料理人さっちゃんが行く~

「回路が好きで朝まで回路を語りたい人、コミュニケーション好きな人、そして九州でアナログをやりたい人。」